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フロントエンドワークショップ「Storybook 9」がリリース。ストーリーの自動作成やタグによる整理が可能に

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 UIコンポーネントとページを個別に構築するためのフロントエンドワークショップであるStorybookの最新バージョンとなる、「Storybook 9」が6月3日(現地時間)にリリースされた。

 今回リリースされたStorybook 9では、前バージョンと比較して半分以下のサイズになるとともに、よりフラットな依存関係構造を通じてpackage.jsonの競合を防げる。また、軽量化によってインストールが高速化された。

 あわせて、UIからストーリーを作成・編集してコンポーネントのあらゆる状態をキャプチャできるストーリー生成機能が追加されたほか、大規模なStorybook内のストーリーやコンポーネントを整理・フィルタリングするのに役立つタグへの対応、テーマ・ビューポート・ロケール・バックグラウンドといったコンテキスト変数をストーリーごとまたはコンポーネントごとに設定可能なストーリーグローバルの追加が行われている。

 さらに、従来のWebpackベースによるNext.jsフレームワークがViteベースに進化し、ナビゲーション/ルートモック、画像およびフォントコンポーネントといった従来の機能を継承しつつ、Storybook TestおよびVitestとの完全な互換性がある、最新の開発エクスペリエンスを提供する。

 ほかにも、Svelte CSFストーリー形式がSvelte 5にアップグレードされ、RuneやSnippetといった新しい言語機能に対応するとともに、Storybook React NativeとReact Native Webをモバイルプロジェクトで並行して実行可能になり、デバイスやシミュレータ上で完全な忠実度でコンポーネントを開発できるようになった。さらに、同じストーリーをStorybook for Webの全機能を使用してドキュメント化およびテストを行うことも可能になっている。

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